これ以上の言葉を失くして
儚い花に 水を注ぐ
木洩れ日が揺らぐ
グラスの下(もと)
見上げた浅黄色の葉影
夏の匂いも
蒸せる想いも
この花が散るまでの
永遠でいたい
わかっていたでしょう?
そんな風にあなたを
感じていたこと・・・
黙って私に語りかけた
儚い藍が 部屋に香る
背伸びしてみても
遠い空に
明日も晴れますように、って
朝靄(あさもや)の中
優しさに触れ
一雫欲しがった
変わらない想い
気付いていたでしょう?
こんなにもあなたを
見つめていたこと・・・
風に吹かれて
消えてゆく日々
次に花が咲く頃
誰と来るだろう
分からなかったでしょう?
あなたは私にとって
光だったこと・・・